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アイドリング!!!武道館ラストライブレポート「愛まみれの笑顔」


MCでは、剣道着に身を包んだ、番組『アイドリング!!!』MCのバカリズムも登場した。彼の登場を待ち望んでいた会場から大歓声があがる。さらには、彼のオリジナル曲『AVを観た本数は経験人数にいれてもいい』を披露。この曲は2013年に行われた『アイドリング!!! 13th LIVE 史上最大! 25人の大作戦グ!!! 晴れ、時々神』でも披露されて、ギャグの分かるアイドリンガーには大好評のバラード曲だ。歌詞はタイトル通りのものであり、これにはメンバーも冷たい視線でバカリズムを見つめていた。なお、とんちゃんは、意味を理解できていないのか、終始キョトン顔であった。気を取り直してグループ内の年下である子供組のメンバーで構成されたU-18ing!!!の『ミルキーガール』、年上である大人組のメンバーで構成されるO-19ing!!!の『Wing』を披露、ユニット曲が続く。前者は可愛さを、後者ではかっこよく美しさを押し出していき、アイドリンガーの心を離さない。

ユニット曲にも色々な想いと歴史が刻まれているものだ。3期生メンバーで構成されるHIP♡ATTACK from アイドリング!!!では、番組の企画内で解散したものの、今日のために特別復活をして『黄金蟲』、『太陽のサマサマデイズ』を披露する。橘ゆりか(ゆりっぺ)、あいちゃん、かえぴょんでなるこのグループ、キャラ、スタイル、パフォーマンスも実力ある3人のパフォーマンスは圧巻そのもの。美しさ、可愛さ、すべての要素が詰まっており、瞬きをしてしまえば色んな瞬間を見逃してしまい後悔の念に駆られると思うほどだ。

お祭り騒ぎと言えば、筆者は一番にこのユニットを思い浮かぶ。うめ子とさかっちによる梅酒コンビである。彼女たちの曲『あこがれアドレイション』では客席との距離が近くなるトロッコでアリーナを駆け巡り歌っていく。数名のメンバーで行われる定期公演等で徐々に活躍していき、いつしか、2人がライブを成功させるための大きな要因となっていた。その過程の中で『あこがれアドレイション』は生まれ、その過程を見てきたアイドリンガーは、この曲を武道館で聴けることを大いに喜んだ。彼女たちのイメージカラーである緑のサイリウムの草原の中、天真爛漫に駆け巡る。最後に満面の笑顔でがっちりと手を取った。これまでの成果が実った瞬間だ。

がむしゃらに踊り歌う胸アツなグループもある。一番加入が遅いNEO期で構成されるNEO from アイドリング!!!(NEO)だ。4枚のシングル、1枚のベストアルバムを出したこの2年間のすべてを開放するように『Sakuraホライズン』を全力で披露する。最後のNEOのパフォーマンスを目にも喉にも焼き付けようと、会場全体で声援を送り続ける。関谷真由(せきまゆ)が壊れんばかりに身体を動かし、古橋舞悠(ふるちゃん)の歌声で魅せていく。さとれなの「本当に本当に最後のNEOです!」、佐藤ミケーラ倭子(ミケ)「本当にありがとうー!」と叫んだとき、5人の目には涙を浮かべていたのを忘れない。

ユニット曲のラストを飾るのは1期生とんちゃんとルーリーの2人による1st IDOLING!!!。1st IDOLING!!!が最後に貰った曲『Over Drive』、そして一番最初に貰った『Stay with me』を披露した。この『Stay wth me』は、2008年の2ndライブ「だいじなもの」で披露されて、そこからこのユニットの歴史は始まった。最後までアイドリング!!!を引っ張ることとなった2人、その始まりの曲で盛り上がらないわけにはいかない。別々のトロッコに乗り、離れながらも、息の合ったダンスとハモリで魅了する。彼女たちを知らない人にとっては結束の強さを感じられ、知っている人にとってはこの2人が紡いできたものを感じたはずだ。自然とイメージカラーの青と水色のサイリウムの海が満面に広がっていき、彼女たちのパフォーマンスに色を付けていく。最後は、万感の思いで抱き合う。その姿に、思わず涙が流れる。

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