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平成琴姫『桃屋マミ・沙月美祐 卒業メモリアルLIVE』ライブレポート「3人の花道」


ライブの後半戦は、CDデビュー楽曲『メロディ』。音楽が流れたタイミングで、客席は赤・青・黄色のサイリウムが光りだす。有志で配っていたサイリウムと姫たちの歌声・ダンスでしんみりとした空気を吹き飛ばす。この会場の熱気が溢れかえってしまうほど、ノンストップで歌い続ける。ラストは、最新シングル『乙女革命』そしてそのカップリング『春一番!』と彼女たちの楽曲を紐解き終わるのと同時に、本編を終了した。

本編終了しても、衛兵の体力も気持ちもまだ姫たちの歌声も聞き足らない、姿も見たりない。そんな気持ちをぶつけるようにアンコールをした。アンコール1曲目は『Darkness~心の闇』。このライブの最初の楽曲、最初に比べると少しスッキリした面持ちに見える。ただ、この3人で歌うのはこれで最後。1音1音に自然と聴き入ってしまう。

時間とは無常なるもの。とうとう、このライブの、そして現時点の平成琴姫のラストの楽曲『メロディ』が流れる。この楽曲は、2番サビでは衛兵が左右に動いたり、間奏では会場全体がぐるぐる回る演出をみんなで行うが、このメンバーに見せてあげられる光景も最後。その分、めいっぱい、この会場にいる人たちが動く。「モノクロだけど この景色だって 色づいてくるよ カラフル色に」という歌詞が『メロディ』にはある。当初はまだ真っ白で右も左も分らず不安であった姫たちは、この3年間で様々な事を体験し、そして、やがてはそれぞれの夢を描くようになった。姫たちのための応援歌のように、衛兵は最後まで姫たちの旅立ちを祝した。

 

突然の2人の卒業。しかも、オリジナルメンバーだけに、この卒業ライブは悲しく、そして辛いライブになるのかと思われた。ただ、しんみりとした空気は似合わないとばかりに、まるで旅立ちを祝う宴のように行われたライブ、そこには、今までのがんばりを讃える声、感謝の声、そして、これからの旅立ちにエールを送る声で溢れかえっていた。イラストレーターになって絵本を書くこと、アニソンの歌手になり主題歌を歌うこと、そして、新たな平成琴姫を背負い、今までの恩返しを行うこと、道は3つに分かれた。姫たちの歌『乙女革命』には「未来には明るい明日しか見えない」という歌詞がある。きっと、姫たちがここまでやってきてくれたのだから、次の道も明るい未来がまっている。そんな予感がしてならない。

 

(text by KUMA  / photo by 安藤史紘)

 

Profile

沙月美祐 5.6生まれ、岐阜県出身、リーダー。

かとう唯 6.30生まれ、三重県出身。

桃屋マミ 3.28生まれ、愛知県出身。

Setlist

OP Movie
01. Darkness~心の闇
02. あいうえお
03. 姫降臨
04. Chance!~心の光
MC
05. 銀河の一生タイム!
06. フラワーストーリー
MC
07. フェアリーテイル
08. Love Magic~恋の魔法
09. ひまわり~愛する人へ
MC
10. アドベンチャー
11. こんなクッキーつくりたいな
12. 琴姫わっしょい音頭!
13. お客様はサンタクロース
Movie MC
14. メロディ
15. 真夏のしゃぼん玉
16. 恋文
17. LONELY END~儚い夢
18. 乙女革命
19. 春一番!
アンコール
EN01. Darkness~心の闇
EN02. メロディ

Event Information

  • かとう唯 生誕祭

日程:6/30(火)

場所:新宿MARZ

(詳しくはホームページへ)

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