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放課後プリンセス 小田桐奈々生誕祭@新宿ReNY ライブレポート「夢に繋がる通過点に過ぎません」


会場は暗転し、スクリーンには「真夏の夜の夢」のMVが流れ始める。そして、始まったのは大歓声のにゃんこーる。会場にいる全員が小田桐奈々の登場、そして初披露されるソロ曲を心待ちにしているのだ。鳴り止まないにゃんこーるに応えるように白の衣装で小田桐が1人で登場する。
小田桐「本編頑張りすぎてさ。声大丈夫かな?私のソロ曲を初披露します。ポップでロックで切ない曲になっています。聞いて下さい!『七色フォトグラフ』」
会場はサイリウムの海で七色に光り輝く。ポップでアップテンポな曲調に〈「あなたが好き」 想うだけで 強くなれる〉という歌詞が優しくメロディーに乗るとても小田桐らしい曲だ。曲の後半に差し掛かるとファンからは花束が贈られた。曲が終わるとメンバーがBIRTHDAY Tシャツを着て登場。各々が「七色フォトグラフ」の溢れる感想を小田桐に伝える。
小田桐「『七色フォトグラフ』は放プリの曲の中でも1番時間をかけて作って頂いた曲で、ファンの方に向けた目線で作って頂いた曲。これから大事に歌っていきたいです」
ここで会場にはハッピーバースデーの曲が流れる。贈られたのは何枚ものメッセージ色紙、花束、大きな袋、白い箱。まずは、メッセージ色紙と花束は生誕委員、ファンの方から贈られたものだ。
山口「これ開けて下さい!」
大きな袋を小田桐に渡す。
小田桐「あー!すぐ分かった!アリーナ姫の衣装でしょ!?私ドラクエが好きで、アリーナ姫はドラクエⅣのキャラなんだけど、城の壁を蹴り壊してしまうようなお姫様なんです。大好きなキャラなので今度個別(握手会)で着たいと思います!」
そして、道重が持つ白い袋に入っていたのは大きなふくろうのケーキ。小田桐といえば猫好きで有名だが、実はふくろうも好きというのは知る人ぞ知る事。衣装を脱ぎ、中に着ていた生誕Tシャツを露わにする小田桐。セクシーな展開にファンから歓声が湧く。
小田桐「私達のバースデーソングを聴いて下さい!『超 HAPPY BIRTHDAY』」
この生誕祭に1番相応しい曲と言ってもいいだろう。奈々にゃんコールが再び巻き起こる。
小田桐「最後の曲です!聴いて下さい!『ジュリエット〜君を好きな100の理由〜』」

しかし、曲は始まらず「ダース・ベイダーのテーマ」が流れ始める。これは放プリでは重大発表がある時の音楽なのだ。絶句し、怯え出すメンバー。小田桐にスタッフから手紙が渡される。もちろん小田桐も発表内容は知らない。
小田桐「舞花が生徒会副会長に就任!」
会場は祝福の声で湧く。長い間空席だった生徒会副会長の椅子。小田桐アンダーも務め、パフォーマンス性が高く評価された結果だ。
舞花「就任ありがとうございます。前から芸能活動をしていて、お休みしてた時もあったんですけど、またステージに立ちたいという思いがあって……。放プリに加入して9ヶ月ですがこうやって評価されて嬉しいです。これからよろしくお願いします」
小田桐「発表はまだ終わりません」
手紙にはまだ重大発表が書いてあるようだ。
小田桐「候補生見習いによる下部ユニット『放プリユース』始動。放課後プリンセス本体とは別にライブ活動をしていく。その1人として長澤茉里奈が候補生見習い復帰!」
そうして赤い放プリのTシャツを着て登場したのは長澤茉里奈。放プリスタッフとして裏方で働いていたメンバーだ。
長澤「もう一度チャンスを与えてもらいました。候補生見習いとしてよろしくお願いします」
候補生見習いは今後増やす予定であるという事なので今後の展開に期待である。
小田桐「まだあります。6期候補生・城崎ひまりが正規メンバー昇格!」
小田桐に憧れて放プリに入った城崎。ブログやTwitterなど、こまめな努力やパフォーマンス性が評価されての昇格だ。ファンも予想していたのか城崎に黄色の花束を渡す。
城崎「正規メンバーがお休みの時のアンダーとして、前のポジションで歌える時は見える景色も全然違くて、いつかここで歌いたいと思っていました……。嬉しいです」
小田桐「花束を貰えるって事はファンの方にそう思ってもらってたって事だからね」
嬉しさのあまり抱き合う舞花と城崎。
小田桐「それでは本当に最後になりました!聴いて下さい。『ジュリエット〜君を好きな100の理由〜』」
……しかし、また流れるのは「ダース・ベイダーのテーマ」。小田桐はまだ何かあるんじゃないかと思い、早めに最後の曲を煽ったのだと言う。崩れ落ちるメンバーを他所に、スタッフから小田桐に最後の手紙が渡される。
小田桐「放課後プリンセス、ユニバーサルミュージックジャパンからメジャーデビュー決定!」
これにはここまでの発表で1番のどよめきが起きた。驚き叫んだり、泣きじゃくるメンバー。
小田桐「これは夢に繋がる通過点に過ぎません。喜んでばかりもいられない。『七色フォトグラフ』に〈少しづつ近づく叶えたい夢 辿り着くその日も共に写ろう〉という歌詞があります。もっと大きな会場でライブがしたいです。この先くじけそうな時もこのメンバーと手を取りあって、その時は小田桐奈々と一緒にいて下さい。今日はありがとうございました!」
大団円を締めくくるのは「ダース・ベイダーのテーマ」……ではなく、もちろん「ジュリエット〜君を好きな100の理由〜」。ステージからはメジャーデビュー、そして昇格を祝うかのように金テープが発射される。既に会場は祝福する空気で溢れんばかりだった。会場にいる全員が笑顔なのだ。

今後、放課後プリンセスを語る上でこの生誕祭のライブは、間違いなく欠かす事の出来ないものであったと言えるだろう。体制も少しづつ変わっていき、メジャーシーンという枠の中で、「放プリはもう手の届かないところに行ってしまった」と言われる日も近いだろう。けれど、待って欲しい。ライブ直前のインタビューに小田桐は「皆さんと嬉しい気持ちを共有出来たらと思っています!」と答えてくれた。そこはアイドルとして根底にあるべき考えであり、そこがしっかりとしているならば放プリはもっと大きなステージでファンと気持ちを共有出来るはずだ。そうなる光景が楽しみだ。
余談ではあるが、生誕祭翌日は春の陽気に包まれた。小田桐は本当に雨女だったのかもしれない……。
(text by 渡辺彰浩 / photo by 安藤史紘)

Setlist

2.18(水)新宿ReNY
放課後プリンセス「小田桐奈々生誕ワンマンLIVE」

OPENING SE
01.ジュリエット〜君を好きな100の理由〜
MC
02.好きだよ(笑)
03.私の右手あなたの左手〜ぎゅってしたい〜
04.放送部プリーズ
MC
05.スキま(綾瀬・木月・道重・城崎)
06.大好き(舞花)
07.一期一友(小田桐・宮下)
08.サンキーベリーマッチ(山口・綾瀬)
09.あうあう→きゅるるん(宮下)
10.PURE HEART(小田桐・舞花・山口)
11.いと4くて BALLOON(小田桐・山口・綾瀬・木月・舞花)
MC
12.アツはナツい
13.真夏の夜の夢
14.Smile×3〜笑顔ずっと咲いたままで〜
15.バカだね
16.古事記しか!
17.イチゴいちえ

EN01.七色フォトグラフ(小田桐)
生誕セレモニー
EN02.超 HAPPY BIRTHDAY
重大発表
EN03.ジュリエット〜君を好きな100の理由〜

Information 

2月28日(土)渋谷RUIDO K2
「不定期公演」
3月7日(土)渋谷RUIDO K2
「不定期公演」
3月21日(土)渋谷RUIDO K2
「山口みらん生誕前日祭」昼
3月22日(日)新木場STUDIO COAST
「山口みらん生誕祭」in 『 Girl’s Bomb!! ~春の湾岸祭り~ 』
※各公演の詳細は公式HPをご確認ください

Link 

放課後プリンセス 公式HP

 

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